――桜庭さん! 桜庭和志個人としては初のオフィシャルサイトがスタートするようですが。
サク はい。
――ちなみに桜庭さん、インターネットってご存知ですか?
サク 知りません!(笑)。
――あ、知らないですか(笑)。
サク いや、さすがに知ってるけど、パソコンを使ったりするのがあんまり好きじゃないんで……。
――パソコンを見たりする作業自体が好きじゃないんですか?
サク ええ。だからあんまり見ないですね。
――じゃあ、「これだけは見るかな」ってブックマークをしてるようなサイトもないんですか?
サク ないです。
――それでも、桜庭さんはよく携帯電話を買い替えるっていう話を聞いたんですよ。携帯のほうは少し明るそうですね。
サク あ! 携帯はもう即替えますね。
――それは新しい機種が出るたびに。
サク ええ。携帯はね、いじくるのが面白いんですよ。なんかこう、横のボタンを長押ししたらなんかなっちゃうみたいな。アレがもう面白く面白くて。
――ちなみに横のボタンを押すとどうなるんですか?
サク なんかマナーモードになったりとか。ほら、いま使ってるコレも(と携帯を取り出す)着信が鳴ったときに、ここの横のボタンを押すと音だけ消えるんですよ。でも着信は続いてるっていう。すげえ面白い。
――全然面白さがわかんないんですけど(笑)。
サク なんか……ボタンを押すのが面白い(笑)。
――説明書とかはあまり読まないタイプですか?
サク 読みますよ。始めから最後まで! びっちり最後まで読みます。一番面白いのはね、最後のほうに載ってる“便利な機能”みたいなとこかな。
――「こんなこともできます」みたいな。
サク そうそうそうそう。
――たとえば、どんな便利な機能を使ってます?
サク えっとね、あ、これは外国へ行ってる時もかならず見てるんですけど……あ、これこれ。
――あ、携帯のほうにはブックマークがあるわけですね。ちなみに、これは……渋滞情報ですか?
サク そう、首都高の。首都高渋滞マップ。
――なんで首都高の混み具合を海外でもチェックしてるんですか(笑)。
サク いや(笑)、ブラジルに練習しに行ったときとか、練習の合間に「今の時間、首都高はどれくらい混んでんだろうな〜」って。
――「うわ、混んでる! ザマーミロ!」みたいな感じですか(笑)。
サク そうそう、そんな感じ!(笑)。すげえ面白いですよ。ちなみに今日はね……ん〜、まあまあ混んでるほうですね。
――どうでもいいですよ(笑)。
サク (無視して)土曜日なんか真っ赤ですからね!
――やっぱ土曜は混みますか。
サク と、そんな感じで携帯で渋滞具合を見てますね。
――ほかのブックマークも見せてもらってもいいですか? え〜っと、先頭に首都高があって……246、目黒通り、中原街道……って、全部渋滞情報じゃないですか(笑)。
サク そそそ(笑)。ほぼ道関係ばっかりですね。まぁ中原街道にものぼり、くだりとありますし……。
――ここまで道が好きなのは桜庭さんと猪木さんぐらいですよ(笑)。あ、それと意外なところでは「野球情報」ってのもありますけど。これは下柳さん(=桜庭の友人である阪神タイガースの下柳剛投手)対応ですね。
サク はい。野球はね、これ登録しないといけないんですけど、試合が終わるたびにメールがくるんですよ。
――あ、結果速報が。つまり桜庭さんにとって携帯電話は渋滞情報、野球速報、それと電話としての機能を果たしているわけですね。
サク そうですね、ハイ。
――以上、『桜庭和志のIT事情を丸裸』でした。
――それでこのサイトの一番の目玉がですね、豊永稔さんの日記ということなんですけど。
サク アイツ、日記なんて書けるんですかね……? ただ、毎回練習には必ずいますからネタに関しては大丈夫だとは思いますけど。
――ちょっぴり心配ですか。そういえば練習といえば桜庭さん、道場は作らないんですか?
サク いや、一応場所は探してるんですよ。こないだもいいなと思った物件があって、問い合わせたら「17億ですね」って言われたんですよ。
――17億円!? それ、ビル丸ごと一棟の値段じゃないですか。
サク ええ、フロア賃貸じゃなくてビルの売り物件でした。
――イージーミスですねえ(笑)。
サク それとか前に決まりかけてた物件も、契約直前になって違法建築だってことが発覚したりだとか……。
――それじゃあ道場を開く気はあるんですね。
サク 道場っていうか、自分の練習場所が欲しいんですよね。
――まずは練習場所を確保したいと。それが現在のところ、間違いだらけの物件選びでストップしてるんですね。
サク ええ。これまでに4〜5件くらい見たのかなあ……?
――探し始めたのはいつぐらいですか?
サク 去年の夏くらいですかね。
――じゃあもう一年くらいになりますね。
サク ただ、そんなせかせかと急いで探してるわけじゃないので。たまたまクルマで通ったところに「あ、いいのがあるな。ちょっと不動産屋さんに電話してみよ」っていうノリですね。でも見てみたら、やっぱり天井が低かったりだとか。
――自分の練習場所は欲しいですよね。
サク そうですね。やっぱりよそのジムでやらせてもらってても時間の制限があったりするので。好きなときに好きなだけ練習ができる場所が欲しいです。
――それでは、いい物件が見つかるようにお祈りしておきます。
あとご自分のオフィシャルサイトで「これはやってみたい」っていう企画なんかはあります?
サク あ、毎日の渋滞情報をできたら……。
――それはやっぱりやりたいところですよね(笑)。
サク はい(笑)。246、目黒通り、中原街道、あと首都高くらいは網羅しときたいかなぁ。それでなんて言うの? データを集計してグラフ化して、「何曜日の何時はこれくらいの混み具合だ」とか、そういうのが知りたいですね。
――いっそ、そのコーナーも豊永さんに担当してもらいましょうか(笑)。
サク それくらいは俺のサイトで知りたいなあ。今のボクが持ってるデータは、「日曜日の首都高はスッカスカ」だってことぐらいですからね。
――あ、日曜は空いてますか。
サク ほぼスカスカですよ。
――あ、そういえば日曜にさいたまスーパーアリーナに行く時なんて、意外とスムースですよねえ。
サク そうそう! 全然空いてるでしょ!? で、土曜日がホント混んでるんですよね。みんな東京に遊びに来てるんでしょうね。
――それでは、渋滞情報コーナーの設置は要検討ということで。ほかに、なんか桜庭さんに直接関係のある企画はないですか?(笑)。
サク 渋滞以外は……ないなあ。
――あ、最近桜庭さんの中でBOφWY(ボウイ)ブームが来てるらしいじゃないですか。
サク ええ。今ボウイが来てますね。
――ボウイの応援コーナーも作ったらどうですか。
サク ロスに住んでるんですよね、氷室(京介)さん。
――あ、そうなんでしたっけ? じゃあ今度ロスに行ったときに会いに行きましょうよ。
サク いや、ロスではできたら……ボウイで入場したいなあと。
――ええっ、ホイス戦で!?
サク そう! もうアメリカ人の観客にはわからなくていいから、『NO.NEW YORK』で入場したい!!
――話を振ってみるもんですねぇ。これは大スクープですよ!(笑)。
サク 『NO.NEW YORK』を一番までかけて、そっからボクのテーマ曲に変わると。一番の終わりの歌詞、なんでしたっけ?
――「星になるだけさ〜♪」ですよね。
サク それだ! ちゃんとボクがシュートボクセの星マークのロゴを指差す画を撮るんで、「星になるだけさ〜♪」の部分でそれを流してもらえれば。
――ひょっとして、それは煽りVのアイディアですか?
サク そうそうそう! やりてえなあ〜。いま全部歌詞を見ながら考えてるんですけどね。「シャワーを浴びて〜♪」ってとこで、ボクがシャワーを浴びてるシーンを撮ってもらって、「メイクをきめて〜♪」は、マスクを何枚か並べて「よし、今日はこれだ!」って選んでるシーンを撮るんですよ。
――すでに構成がずいぶん具体的じゃないですか(笑)。
サク それで「ドレスをまとい〜♪」ってとこでTシャツをバンと着ると! 「この世を渡る〜♪」でもう平均台かなんかの上をボクがフラフラ歩いて! んで、平均台の右のほうに“この世”、左には“あの世”って張り紙がしてあるんですよ!
――ずいぶん安いセットですねぇ(笑)。
サク そうそう、いいのいいの!(笑)。「これで『NO.NEW YORK』やりてえなあ!」って思って。
――最近そんなことを考えてたんですか(笑)。
サク ええ! で、まさに今度の試合がロサンゼルスだから、「ちょうどノー・ニューヨークでいいじゃん」と!
――「ここはニューヨークじゃない! ロスだ!」と(笑)。
サク そう!(笑)。やりたいなあ〜! やってくれないかな〜。
――そもそもボウイブームが来たのって、ライブのDVDかなんかをご覧になったからですか?
サク はい。一回たまたま携帯の着うたでボウイの曲を入れてたんですけど、そうしたら知り合いの人がDVDをくれて。それでずっと観てますね。
――リアルタイムでのボウイブームって、桜庭さんが高校生くらいの時期ですよね。
サク じつはボクは聴いてなかったんですけど、やっぱり当時耳に入ってくるじゃないですか? それで今になってハマりましたね。
――もう大好きだと。
サク で、何回も観てるじゃないですか? そうしたらもうウチの子供が覚えちゃって。一番下がいま3歳なんですけど、「にゅーよーく、にゅーよーく!」って歌っちゃうんですよ(笑)。
――かわいいですねぇ。
サク それで、ドラムの人がライブ中にスティックを投げるシーンがあるんですけど、そしたらそれの真似して箸を投げますからね!
――Wiiでそんな話を聞いたことありますけど、ボウイでは初めて聞きましたね(笑)。
サク それとか、布袋さんが腕をブルンブルン回しながらギターを弾くじゃないですか? あれも真似して自分の腕ブルンブルン振り回してますからね。もうおかしくておかしくて。
――確実に幼稚園で孤立しちゃいますよね。「それなんなんだよ、おまえ?」って(笑)。
サク もう親子でハマってますね。ボウイとあとはデッド・オア・アライブ!
――あ、あの一世を風靡したイギリスのハイエナジーバンド!(笑)。ことごとくプレイバック80年代ですねぇ(笑)。
サク もう、昨日もデッド・オア・アライブのライブ映像を観ながら友達と頭振りまくってましたからね!
――3歳のお子さんが。
サク いや、それはボクとボクの友達が……。
――……え〜、というわけで、桜庭和志のオフィシャルサイトでは、ぜひ主要道路の渋滞情報をやりたいと。
サク ええ。統計を採ってもらって。それ、知りたいなあ。
――はい。豊永さんを中心に『HERO'S』の審判団の皆さんにお願いして集計してもらいましょう。それでは最後に全国の桜庭ファンと都心のドライバーの皆さんに一言お願いします。
サク はい。「クルマでお出かけの前にはボクのサイトを覗いてね」(笑)。■
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